卵嚢は冬の間はたまに霧を吹く程度でほとんど放置していたが、そこは国産カマキリ。丈夫な物で、5月中旬から下旬にかけて、ほとんどの卵嚢が無事に孵化した。

@頭部がせり出す。

Aそのまま体全体がにゅるっと出てくる

B卵嚢から出た時、既に前幼虫じゃない??

C全体が抜け出た後、脚の方向を組み換える。

D体が固まるのを待つ。

Eいざ出陣!卵嚢に残った白いのは抜け殻。

ヒナカマキリは他の多くのカマキリと孵化の手順が異なり、卵嚢から出てくるのと平行して、さっさと前幼虫の皮を脱いでしまう。また、体が軽いためか、逆さまの体勢でなくとも、体に負担がかからず普通に孵化できるようだ。

▲5月中旬、アリに襲われる卵嚢。孵化が近づくと匂うのだろうか。

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